エシカルアート(環境にやさしい画材で絵を描く)第4弾作品を描きました。
タイトルや、作品に込めた思いや創作後記をまとめました。
タイトルと作品に込めた思い
私の創作のテーマ「愛、孤独、哀しみ」から
インスピレーションを得て描き始めた涙の絵。
今回は色々な色や形の涙が、海になって流れていくところを描きました。
空は曇っていて、水面は穏やかではなく、荒れています。
そこに後から後から、また涙が降ってきて、海の一部になります。
「止まない雨はない」と言いますが、この風雨が止み、雲が晴れて海が凪いでくるとき、
どんな景色が待っているか、今は想像できないかもしれません。
でも、たくさんの涙が降ったあとの海は、ますます深く碧くなるのです。
そして、荒れた波にさらわれていった一輪の花のことも、いずれよい思い出になるはずです。
創作後記(創作過程での気づき、収穫など)
今回は、クレヨンの良さをもう少し学びたくて、
ネットを調べたり、「プレバト」の水彩画や色鉛筆画のコーナーを観たりしました。
クレヨンじゃなくても、色の塗り方とか参考になる部分があるんですよね。
そういったものを参考に、少し思い切って強めに色を塗ってみました。
その過程で「おやさいクレヨン」の面白さを発見。
写真は「むらさきいも」という色一本で濃いめに描いた線です。
普通に描いただけでこんなふうに、グレーと紫が混ざって出てくるんです。面白い!
力加減や方向で、意識的にどちらかの色を出せるのかな?
そういうことに気を取られるより、出る色に任せたほうがいいかな?
そんなことを取り留めなく考えつつ、波の凹凸を描きました。
クレヨンで描いた上から濃い藍色で顔彩を塗り、
水らしさを表現しようと思ったんですが…なかなか難しい。
クレヨンと顔彩の組み合わせで出る表現についても、
ぼちぼち引き出しを増やしていきたいと思います。